神について


人間が、根本的に、神を離れては生きられないようにつくられているとすれば、神に対する無知は、人生をどれだけ悲惨な道に追いやることになるであろうか。(総序 p.31)

 

心を知らずには、その人格が分からないように、神を知らなくては、人生の根本意義を知ることはできない。(創造原理 p.82) 

 

今まで神を信ずる信徒たちが罪を犯すことがあったのは、実は、神に対する彼らの信仰が極めて観念的であり、実感を伴うものではなかったからである。(総序 p.34)

 

神は自ら創造された原理的な存在とその行動のみを干渉されるために、犯罪行為や地獄のような、御自分が創造されなかった非原理的な存在や行動には干渉し給わないのである。(堕落論 p.130)

 

神の創造目的はどこまでも、まず、この地上において天国を建設なさるところにあるといわなければならない。(終末論 p.136)

 

神の復帰摂理の究極の目的は、全人類を救うところにある。ゆえに、神は各々の罪を蕩減するのに必要な期間だけを経過すれば、地獄までも完全に撤廃なさろうとするのである。(復活論 p.235)

 

堕落人間においても、その一人の子女でも不幸になれば、決して幸福になることができないのが、父母の心情である。まして、天の父母なる神が幸福になり給うことができようか。(復活論 p.235)